五十肩について

こんにちは、ゆうあい整骨院です!
今回は、「五十肩」についてです。

全人口の2~5% 25~60万人と言われています。少なく見るか多く見るかは別にして聞きなじみのある名前ですね。
しかしながら、「肩がただ上がらない」や「肩に痛みがあるから」が五十肩ではないので少しずつお話していきます。

 

医学的には、「肩関節周囲炎」と呼びます。
肩関節の周辺組織が炎症を引き起こすことで発症しますが、その根本原因が明確になっていない傷病です。
40代・50代に好発するため、四十肩・五十肩と呼ばれるようになりました。

 

【肩こりとの違い】
肩こり=不良姿勢などで、首・肩周囲の筋肉が緊張し、痛み、ハリ、だるさが発生します。
四十肩=肩関節周辺に炎症が起こることで発生。
明確な違いとすると、

・可動域制限・・・肩こりにはあまりなく、四十肩には強く表れる

・可動痛の有無・・・肩こりには多少あるとしても、四十肩は強く制限がかかる

になります。

【原因】
1.不良姿勢:やはり一番は、姿勢が悪いことが引き金になります。脚を組む時間が長かったり、長時間座った姿勢でパソコン作業をしたり、姿勢を変えず長時間猫背でいたり、、、と意外と身近な姿勢が原因になります。この身近な姿勢から徐々に不良姿勢と良好な姿勢の区別がつかなくなりずっと不良姿勢になってしまいます。この不良姿勢の状態が長いことに原因があると言われています。

2.「使わなすぎ」もしくは「使い過ぎ」
これは、使いすぎることで肩関節の周囲の靭帯や関節包などの「軟部組織」が摩擦などによって微細な損傷を繰り返します。身体はこのままではだめですので治そうとします。しかしまた、使いすぎることで微細損傷をして治す、、、この繰り返しで徐々に県や靭帯が肥厚を起こし発生することがあります。

また、使わなすぎの場合は、肩関節の可動域が狭くなって狭い中で生活を繰り返すことで、細かい損傷を繰り返し炎症が強く発生した際に五十肩が発症します。

 

【対策】
1.良好な姿勢を心がける
これは、不良姿勢が長期化した場合五十肩になってしまうのでいい姿勢を心がけます。また、どうしても長時間不良姿勢が続いてしまう場合は、こまめに姿勢を変えることをおススメします。

2.他関節の柔軟性を上げる
使い過ぎの場合は、肩関節のみに負担がかかります。しかし、関節運動は一つの関節のみで動くことはないので連動する関節。特に、肘や首、背中がしっかり動くようにストレッチなどで可動域をしっかり出して肩関節のみに負担がかからないようにしていきましょう!

3.普段から軽めの運動を取り入れる
動かさなすぎの方は、ラジオ体操や普段行わない肩関節を動かすのを中心に、ストレッチや軽めの運動を行いましょう。そうすることで肩関節周囲の筋肉や関節包などの軟部組織を動かすことにつながります。

五十肩を患ってしまった方のほとんどは、「様子を見る」ことがやや多いと思います。痛みが強かったり、そのうちよくなるだろう、、、五十肩に関わらず意外と多いと思います。お悩みはお早めに、ご相談ください。

今後も、様々な症状に関して皆様に提供していきます。

●ブログ監修者

吉岡正洋(柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師)

■ゆうあいGROUP代表

■整体ナビゲーター®️

2017年医療オリンピック『実技王』全国優勝

治療美容エビデンスを取得(TL49-C-0015)

治療家向けDVD4本出版、4本監修

千葉県にて整骨院、美容鍼灸サロン経営のほか、『スキル・知識をシェアすること』を信条とし、ヘルスキーパー研修や教育指導、講師活動を行なっている。

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