平背について
こんにちは!ゆうあい整骨院です。
今回は、女性の不良姿勢であまり耳なじみのない「平背(へいはい)」についてお話していきたいと思います。意外と、知られていない姿勢の名前です。しかし、猫背よりも深刻なことも多いのがこの姿勢です。少しずつ説明していきます。
「平背」
「姿勢不良」や「姿勢が悪い」と聞くと思い浮かべるのが、背中が丸い「猫背」が多いと思います。しかし、当院の患者さんにもかなり多いのですが、女性に限って発生していることが多いです。まっすぐに見えるから良いように見えますが、背骨がまっすぐなのは、「歪み」の一つになります。
元々背骨は、柔らかいS字カーブを描くように背骨には弯曲があります。これは、後ろから見ても弯曲が存在します。これは、正しい歪みになります。しかし、「平背」はこの柔らかいS字カーブが消失し全体がまっすぐになってしまっています。この姿勢のことをしばしば「隠れ猫背」とか言ったりします。
「平背」がもたらす体の不調
1.腰痛
平背は、猫背より体に多くの負担をかけています。
普段ただ歩くだけでも、足からの衝撃がまっすぐの背骨を伝い骨盤、腰椎の部分へ。上半身も柔らかいカーブがないために自重も骨盤・腰椎へ。このように衝撃が上下から伝わり腰痛の原因になることがあります。
また、この上下からの衝撃の積み重ねが腰椎の神経根(神経の出口)を狭めてしまいこの結果足への痺れの原因になることもあります。
ひどい場合、腰椎ヘルニアに移行する場合もあります。
2.浅い呼吸・息切れ
背骨の柔らかいカーブは、脊柱の柔軟性や肋骨の正常な可動域を失わせ呼吸すらしずらくなります。
正常呼吸は、息を吸う際に横隔膜が下方へ引かれ胸郭が広がることで口から空気が入り肺が膨らみます。息を吐く際は、横隔膜を下に引き筋肉が緩むだけで横隔膜が上方へ戻り肺がしぼむ際に空気が外へ排出されます。
平背だと、この正常呼吸の際の横隔膜の働きや脊柱の動きがないために浅い呼吸になり続け息苦しさを感じることも多くなります。
このように、「平背」は痛みだけではなく全身への症状が現れることが多くなります。
では、当院ではどのようなアプローチをするか。
まずは、
「APメソッド骨格矯正整体」
平背を作り出す緊張状態の筋肉をほぐす。
平背の背骨に柔らかいS字カーブを持たせるようにしていく。
平背の為に、使えなくなっている筋肉を正常化し、使えるようにしていく。
また、普段からの姿勢や、一人一人に合ったセルフケアや可能な範囲でのエクササイズまでアドバイスさせていただきます。
「平背」・・・聞きなじみはないですが、意外と築かないうちになってしまっている方が多いのも事実です。しかも、猫背よりも深刻な可能性も秘めています。
姿勢や痛みが、気になる方は一度ご相談ください!
●ブログ監修者
吉岡正洋(柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師)
■ゆうあいGROUP代表
■整体ナビゲーター®️
2017年医療オリンピック『実技王』全国優勝
治療美容エビデンスを取得(TL49-C-0015)
治療家向けDVD4本出版、4本監修
千葉県にて整骨院、美容鍼灸サロン経営のほか、『スキル・知識をシェアすること』を信条とし、ヘルスキーパー研修や教育指導、講師活動を行なっている。
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